米国:下取り上位5機種の約50%をiPhone 12シリーズが占める

日本:iPhone SE 2、iPhone 8が下取り上位5機種の50%以上を占める

 

東京、2024年3月27日 - 世界中のお客様が購入した大切な製品をサポートし、守り、つなぐ革新的なソリューションを提供するビジネスサービス・カンパニーであるAssurant(NYSE:AIZ)は、米国でのスマートフォン・携帯端末下取り・アップグレードプログラムを通じた中古スマートフォンの下取り額の総額が、2023年全体で43億ドルに達したことをお知らせいたします。当社の記録によれば、この金額は業界の過去最高水準であり、前年から13%増加しました。 

 

以下のレポートは、AssurantのDevice IQアナリティクスから収集したデータや業界市場データから総合的に導き出した、北米市場の携帯端末下取り・アップグレードプログラム動向に関するインサイトを説明しています。

 

米国におけるスマートフォン下取り・アップグレード市場トレンドレポート2023年版の主なポイントは次のとおりです。

  • 下取りスマートフォン上位5機種 : 下取り台数が最も多かったのはiPhone 11でした。一方、上位5機種の半数以上(51%)をiPhone 12シリーズが占めています。Android端末については、2023年の第1位はSamsung Galaxy S21でした。さらに、2023年はオンライン取引件数が前年比で10%増加しました。
米国におけるスマートフォン下取り上位5機種(2023年1月~12月)

 


  • 下取りされたスマートフォンの平均使用年数:下取り時点の端末の平均使用年数は3.46年でした。2021年から連続して使用年数は伸びています。
米国における下取りされたスマートフォン平均使用年数(2023年1月~12月)

 

  • 端末の下取り価格:下取り価格は2021年から比較して最高値をマークしました。
米国におけるスマートフォン平均下取り価格(2023年1月~12月)

 

 Assurantのグローバル・コネクテッド・リビング&インターナショナル事業プレジデント、ビジュ・ナイア(Biju Nair)は次のように述べています。「2023年は携帯端末の下取りプログラムが記録的水準に達しました。消費者のコスト意識、環境意識の高まりを背景に、こうしたプログラムがますます好まれる傾向が顕著に現れています。第4四半期のクリスマスセールやブラックフライデーなどの大規模セールイベントなどが端末の買い換え需要を後押しし、この3カ月間の下取りプログラムの成約件数が急増しました。下取り・アップグレードサービスのニーズは今後も伸び続けると予想しますが、そのためには、携帯電話通信事業者、メーカー(OEM)、小売事業者等の協力を得て、魅力ある下取りキャンペーンやアップグレードプログラムを提供することが鍵となります。中古端末市場を拡大させ、市場に流通するスマートフォンをもっと身近でサステナブルなものにするためには、業種の垣根を越えた連携が重要です。」

 

Assurant Japan株式会社 代表取締役社長 藤本潤一は、次のように述べています。「当社が手掛けるスマートフォンの下取りサービスにおいては、2023年全体の下取り上位5機種のうち1位はiPhone SE 2で、31%を占めています。iPhone SE 2が日本で根強い人気を持っていたことを伺わせます。2位はiPhone 8で24%。この機種を長く愛用していた方々の多さを感じます。以下3位iPhone 7(16%)、4位iPhone 11(15%)、5位iPhone XR(11%)と続きます。スマートフォンの下取り・アップグレードサービスを利用することは、新しい機種への乗り換えを容易にするだけでなく、使用済みのスマートフォンを市場に循環させ、必要な人々へ届けること、また希少金属の再利用にも貢献します。サステナビリティという観点においても、積極的な利用することを推奨します。」